鳩山郁子ブログ「鳩小屋通信」/ Ikuko Hatoyama Official Blog.

2018.5/19～6/3 ビリケンギャラリー「鴨沢祐仁とイナガキタルホの世界」に参加しました。

2018年5月19日（土）～6/3（日）、青山のビリケンギャラリーにて開催された

鴨沢祐仁さんのイラスト集発売記念「鴨沢祐仁とイナガキタルホの世界」展に

参加しました。私は、鴨沢さんトリビュートなアーガイル模様を背景に描いた

額装原画三点、「Saturn Dance」、「Rabbit Dance」、

「Moon Dance」を出品しました。

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作品はいずれもインチ額サイズ。デッドストック藁半紙に

　墨汁による線画、不透明水彩で彩色。

モノトーンのアーガイルパターンの「Saturn Dance」は、

タンゴ（Tango）のステップをイメージして。

「Rabbit Dance」は、ぴょんぴょん飛び跳ねる

ジャイヴ（Jive）のステップをイメージ。

レモンイエローのアーガイルパターンの「Moon Dance」は・・・

そう、ロマンティックなワルツの調べ！

鴨沢さんの新しい画集、「鴨沢祐仁イラスト集」（Pヴァイン）は、　　　　　　未収録作品満載の、ファン必携の一冊！　　　　　　　　　

70年代後半から80年代にかけての「ビックリハウス」や「ガロ」、

レコードジャケット、富士急ハイランドなどの広告などなど

きらめくお仕事の数々を豊富なカラー図版満載で紹介！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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　　最後に、鴨沢祐仁さんがわたしの著作「スパングル」に寄せてくださった

　珠玉の帯文をご紹介。鴨沢さんの手書きのFAX原稿です。

これからもクシー君やレプス君、硬質で幾何学的でピカビア的な、

鴨沢さんのきらめく薄板世界の作品群が

　　　多くの方々に親しまれ続けますように・・・！

　　　　　　　　　　　　　　

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『皆川博子の辺境薔薇館』刊行記念フェア（古書ドリス）に参加しました。

河出書房新書刊行『皆川博子の辺境薔薇館』発売記念フェアが

台東区の幻想系古本屋Doris(古書ドリス）にて開催されました。

私は皆川さんの小説『開かせていただき光栄です』をテーマに

制作した作品にて展示参加いたしました。

会期：2018年6月23日（土～7月8日(日）

参加作家

伊豫田晃一/宇野亞喜良/佳嶋/建石修志/中川多理/鳩山郁子

/林由紀子/山科理恵/山本ゆり絵/柳川貴代/浅野勝美

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帰りに立ち寄った上野の純喫茶「丘」の、

エントランス天井のシャンデリアが素敵。

旧岩崎邸へ。辺境薔薇屋敷を想い、幻視します。

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『寝台鳩舎』が第21回文化庁メディア芸術祭審査委員推薦作品に選出されました。

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『寝台鳩舎』（太田出版）が、第21会文化庁メディア芸術祭マンガ部門の

審査委員会推薦作品に選出されました。（2018年3月16日発表）

受賞作品の内覧会が6月12日に国立新美術館で開催されました。

内覧会とパーティーへは、当時『寝台鳩舎』を担当下さった的場容子さまと出席。

まるで軍鳩が空の上から見下ろした、野原に咲く花々のような

ブリザードフラワーは、『寝台鳩舎』の装丁デザインを手掛けて下さった

芥陽子さまと、的場容子さまよりの贈り物。

お二人の力なくしては、『寝台鳩舎』を世に送り出すことは出来ませんでした。

これまで私の創作活動をずっと見守ってくださり、支えて続けてくださった

読者の皆様方、お仕事関係の方々、家族や友人たちへ。

ほんとうに、ありがとうございました。

心からの御礼を申し上げます。

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2018.4/29～5/5 霧とリボン 直営SHOP3周年記念企画展《菫色の実験室VOL.9 ～菫色×結晶》小品二点を出品致しました。

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2018.4/29～5/5　霧とリボン 直営SHOP3周年記念企画展

《菫色の実験室 vol.3 ～菫色×結晶》に、

「洗眼杯、菫色（モーヴ）の塩田」（大小二点）を

出品致しました。

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その湿原地帯の果てには、

かつて日没前の菫色（モーヴ）の刻限の一瞬の色を

鏡のように映して記憶する塩田が広がっており、

そこで採れる雪の様に白い塩の結晶は

”菫色の塩の花”と呼ばれ、

人々の間で密かに珍重された。

料理やキャラメル菓子の風味づけに使うのは

もちろんの事、その結晶を数粒水に溶かして

洗眼に用いると、どのような色の瞳でも

ほんの僅かな一瞬だが小さな丸い鏡のように、

塩田の記憶する菫色の刻限の色を映し出すのだった。

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［作品タイトル］

◆ 「洗眼杯、菫色（モーヴ）の塩田 」 （大）制作年2018年

直径約52mm × 高さ（蓋を閉めた状態）約26mm

技法、使用材料： 不透明水彩 耐水性インク

墨汁 色鉛筆 デッドストック藁半紙

明礬結晶 塩の結晶 ラインストーン

フランス製アンティーク丸型紙箱 鏡面シート

◆ 「洗眼杯、菫色（モーヴ）の塩田 」 （小）制作年2018年

直径約45mm × 高さ（蓋を閉めた状態）約23mm

技法、使用材料： 不透明水彩 耐水性インク

墨汁 色鉛筆 デッドストック藁半紙

明礬結晶 ラインストーン

フランス製アンティーク丸型紙箱 鏡面シート

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◆2018.2/21 BUCK-TICK「Moon さよならを教えて」ジャケット 星撒き少年のシルエット画を提供しました。

☆BUCK-TICKデビュー30周年プロジェクト第二弾シングル「Moon さよならを教えて」（2018年2月21日発売）ジャケットの星撒き少年のシルエット画を提供しました。金色の月齢の移ろいで縁取られた意匠は、頂いた限定盤のジャケットがやや横長の判型のせいか、手にとった瞬間どこかアンティークのノーブルな天文学系の絵本のようにも思え、憧憬とときめきを覚えたのでした。・・・☆（上画像、手前はジャケットと同意匠のブックレットになります。）
アートワークは、お馴染みデザイナーの秋田和徳氏。秋田さんのオフィシャルブログ「バラ・グラフィック」に、今回の「Moon さよならを教えて」デザインにまつわる数々の貴重なデザイン誕生の秘話が、豊富なお写真とともにご紹介されておりますので、是非ご一読くださいませ。
星撒き少年のシルエット、とても小さなカット絵ですが、男の子の想定年齢から足首の太さ（！）、籠を持つ手の微妙な角度に至るまで、秋田さんからの細やかな指示を反映して修正を重ね最終的に5枚ほど描いた清書のなかから一枚を選んでもらったもの。

「BUCK-TICK 2018 TOUR NO.0」オフィシャルグッズのほうへも、一部イラスト素材を提供いたしておりますので、後日、現物が手元に届きましたら改めてご紹介できればと思います。（私も到着が待ち遠しいです！）

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