今回、搬入も会場作りもすべてお任せで設営してくださいました
パラボリカ・ビスさんの驚異の展覧会会場(!?)を、 どうぞお楽しみください~。 移動梯子(はしご)つきの巨大な書架も、 全て数日で制作されたとのこと!(ちゃんと動きます~。)ゴゴゴゴゴ。 中央の日本のアールデコの扉もちゃんと開きます。 中のスペースには、アンティークの椅子が一客。ぜひ座ってドアをしめて ひきこもってみてください~。 蝶々のはいった照明が、素敵! パラボリカ・ビスさんは、ふたつの大きな丸窓が特徴的な その昔紙問屋だった建物の全体がギャラリーになっています。 入り口のショーウィンドウにディプレイされていたのは、なんと 今回イラスト集に収録された足穂の「カールと白い電灯」をイメージして 作家のMantamさんが制作してくださった、本物の電話ケーブルや碍子、 街灯のパーツを使った電柱のオブジェ! 夜になると、照明が落とすケーブルのシルエットがうつくしいです。 電球も、ちゃんとフィラメントがオレンジ色にぼぅっと光るエジソン球になっています。 ☆ そして、こちらもMantamさん作、 なんと、拙作「青い菊」の絵を見て制作されたという電球のオブジェ! 銅板から一枚一枚切り出してつくった菊の花弁、 中央の水晶は、電気をつけるとほのかに、妖しい光を放ちます。 ・・・・う~~ん、すごい! こんな迫真の作品オブジェまで制作してくださっていたなんて・・・! 初日に伺うまで、まったくそんな事を知らずにおりましたので、 目の前に”形”になってそこにある「青い菊」電球を見て、感激してしまいました。 ・・・青白くほのかな光を放つ、電気の菊。 カフェ・スペースのマジロー親子。キニナル~。 ショップ・コーナーには、ギャラリーの作家さんの作品のほかに 古今東西の骨董、古物、はく製から本物のロシア・イコンまで(!) 天井から床までぎっしり!きっと何か掘り出しモノがみつけられそう。 このドグマグ時計にはビックリ!(笑) 収録作の「ドグラ・マグラ」の絵の中に描いた、通称「四つダルマ」と呼ばれる 古い時計、ちゃーんと「口」がついてます(笑)・・・・時計の下のほうは、よく見ると・・・!(汗) 古物商もされているMantamさんの説明に依りますと、もとは四つダルマは ドイツで作られていたタイプの時計で、こちらはそのコピーで日本製とのこと。 主催の今野さんの無茶な指令(?)により、この時計を制作することになったMantamさん、 滅多にないタイプの四つダルマ、まさか持っている筈がない・・・と倉庫の中を探していたら、 何と偶然にも片隅に眠っているものを発見したのだそう! 収録作品中ではワタシも珍しく、「どうせならとことん暗黒風、寺山調、デカダン風に!」と 黒ーく黒ーく、描いたものが、ここ夜想ギャラリー様にてめでたくフューチャーされることと なりました(笑) とても写真ではご紹介しきれない夜想的ギャラリースペースの世界、 どうぞ、会期中にぜひとも一度足をお運びくださいませ。 拙著マンガ作品より今野さんがレジュメを書きおこしてくださった朗読会や、 「夜想語りの夜」、さまざま朗読パフォーマンスなど、 このあとも企画が目白押し。詳しくは、パラボリカ・ビスさんのHPにて ご覧の上、こちらのほうへもお越しくださいませ! ハトヤマイクコ拝。 ☆ #
by 2spangle
| 2011-11-29 15:42
| イベント・展覧会
いよいよ25日より、Yaso(夜想)ギャラリー「パラボリカ・ビス」さんにて 画集「リテレール」販売およびサイン会や、スペシャル・イベント盛りだくさんの イラストレーション展「リテレール」が開催されるはこびと相成りました。 夜想主催の今野裕一様がじきじきに拙著マンガ作品より選り抜いた言葉、文章にて レジュメを構成くださり、吉田アミさん、大谷能生さんによる朗読会を企画くださったり、 「夜想語りの夜」ではUST配信で「鳩山郁子を語る会」を、 こちらは吉田アミさんと「エス」誌編集長の天野昌直氏により対談(!)して くださったりと、なんだかすごい事になっているようです~。 さてさて、25日はどんな会場の様子と出会えることでしょう? (搬入・企画に至るまで、今回すべてパラボリカ・ビス今野裕一様、およびスタッフの皆様方に お願い、お任せさせていただております・・・たのしみ!) 詳しいイベントの最新情報は、パラボリカ・ビスさんのHPにてご覧くださいませ・・・! * また、京都 恵文社一乗寺店さま、大阪紀伊國屋店梅田本店さま そして都内でもう一カ所、新宿ブックファースト店さまでのサイン会の日程および時間が 決まりましたので、こちらも公式サイトのほうをご覧の上、 各イベント、サイン会のほうへと足をお運びいただけましたら幸いです・・・! 殊に、大阪はこれまで一度も降りたことがない場所なのでより楽しみです! 京都も、いつも恵文社さまにて長らくお世話になっていながら、 お店に伺うのは初めて・・・!また、都内で二カ所目の新宿ブックファースト様も、 パラボリカ・ビス様へ足をお運びできなかった方等もどうぞお気軽に 今回の怒濤のサイン会行脚(?)、ラストの地へと、お越しくださいね! 各会場にて、心よりお待ち申し上げております! サイン会がなんと四カ所とは本当に初めてのことで、 こんなに沢山のサイン会を開いても、ちゃんと人は集まってくれのだろうか・・・・?? と、一抹の不安も(かなり)ありますが、 もしも、とーっても少ない人数のサイン会でしたら お一人お一人の方と長めのおしゃべりでもいたしましょ。(笑) 皆様とお会いできますことを、今から心より、楽しみにいたしております・・・! * ハトヤマイクコ。 #
by 2spangle
| 2011-11-24 00:32
| アナウンスメント
お待たせいたしました~。 いよいよ画集「リテレール」、月兎社内@spangle購買部にて 通信販売のご予約受付開始のはこびとなりました。 しめきりは11月24日まで。発売日の12月5日までに発送の予定です。 また、今回は文学=リテレールに因んで蔵書票(エクス・リブリス)型の グリーティング・カードを記念に制作いたしましたので、こちらも購買部にて ご予約、お買い求めいただけます。 エクス・リブリスにしてはちょっと蔵書主の名前を書く箇所がちいさいですが・・・。 ちょっとクリスマスっぽさも意識して、スーベニールに、グリーティングに クリスマスの演出にと、さまざまお役立てくださいませ~。 なお、今回のカードセットは120部ほどをご用意しております。 銀色の封筒がセットになっておりますが、じつは封筒の数がまだ抑えられなくて・・・ 今のところ80部くらいまでは大丈夫なのですが、ご注文状況によって 銀封筒が入手できず揃わなかった場合は別色の封筒になるかもしれません、 その場合はブルー系とか・・・何か似合う色を探して合わせます! 何卒、ご了承くださいませ・・・。 また、プリントゴッコによる手作りなのですが、一枚一枚のムラに差があることや、 プリントゴッコのインクは一ヶ月乾かしても完全に乾ききらない箇所が残る場合が あること等、ご了承いただけましたら幸いです。 今回の月兎社通販のグリーティング・カードと、版下(絵柄)は同じで、 カードの紙色と封筒の色が違うバージョン違いのものを 京都・恵文社さんのクリスマス・フェアや、また年明けにプリントゴッコ展を 計画されてらっしゃる中野のタコシェさんのほうへも出品させていただくかもしれません。 バージョン違いはこちらになります。 ナチュラル・カラーの紙色に、封筒はネイビーやシルバーなどの予定! * そして、こちらは今回画集の展覧会をさせていただきます 会場:パラボリカ・ビスさんにて販売させていただく予定の蔵書票カードのセット、 二種になります! ラヴェンダーカラーとゴールドの翼果セーラー襟少年、そして 緑の脚立に座って本を読む少年の絵柄は、それぞれ ボルドーカラーの二つ折りカードになっています。 この二種を、それぞれ赤い紙のカストラチュラの方滴錘(ファンディー・チュン)の 蔵書票とセットにしたもので二種類を販売いたします。 こちらが取り合わせ1。 (翼果とセーラー襟少年、そして方滴錘(ファンディー・チュン)の”薔薇色の書物”蔵書票。) こちらが取り合わせ2。 (グリーンの脚立に座って読書の少年、そして方滴錘(ファンディー・チュン)”薔薇色の書物”蔵書票。) このカードと蔵書票のセットは、パラボリカ・ビスさんの会場でのみの販売となりますが、 ラヴェンダー&ゴールドの翼果少年のカードのみ、 二つ折りカードではなくポストカードタイプに制作したものを 京都の恵文社・一乗寺店さんのクリスマス・フェアへも(20部くらい?) 出品させていただくかもしれません。 パラボリカ・ビスさんでのセット数は、それぞれ80部くらいをご用意しております~。 * パラボリカ・ビスでの作品の販売につきまして。 今回、パラボリカ・ビスでは、画集「リテレール」に収録するために 新たに描きおろした見開きサイズ(B3ほど)の作品三点を選り抜き、 会場にて販売いたします。 販売作品は、「百年の孤独」(ガルシア・マルケス)、 「人間人形時代」(稲垣足穂)、 そして、画集扉絵の 「僕らの本棚”お気に入りの本はどれ?”」 となります。 会場ではこれまでエス誌創刊号の2002年から連載されたすべてのイラスト および描きおろしの収録作品を展示いたします。 この機会に、どうぞ足をお運びいただけましたら幸いです。 27日にはサイン会も当会場にて行われますので、 他のイベントの日程と合わせまして、どうぞおたのしみくださいませ! ではでは、今月25日から始まります展覧会にて、 また、遠くの方はウェブサイト祭り(?)にて!ご参加をくださいませ、 心より、お待ち申し上げております~! ハトヤマイクコ拝。 ☆ #
by 2spangle
| 2011-11-18 20:43
| アナウンスメント
アックス第83号発売です!特集は後藤友香さん。宇宙少女アニタ!(笑) で、「アルソミトラ・マクロカルパ君」二回目、最終話掲載中です~。 なぜかアックス、発売が来月だと思いこんでいました。 さぁ、書店に走ってレッツ・入手! ☆ #
by 2spangle
| 2011-10-25 10:33
| アナウンスメント
レギュラーお仕事、季刊エス10月号(36)発売中です。 特集は「こどもの誕生」。本誌中、1960年に出版されたフィリップ・アリエスの著書 「[子供の]誕生」という本の中の、「[子供]は近代になって初めて発見された概念である」 しかも、「子供の[純真無垢]というイメージは、近代学校教育制度が確立する際、 大人たちによってつくられたものだ」という衝撃的な内容を軸に、 訳者の社会学者の杉山光信氏へ伺ったインタビューのお話は かなり興味深く面白かったです! というわけで今回の扉絵テーマの一冊はコクトーの「恐るべき子供達」。 ぜひとも今季のエス誌も、ご覧になってみてくださいませ! ☆ #
by 2spangle
| 2011-09-25 10:49
| イラストお仕事
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