映画「わたしはロランス」公式サイト に、コメントを書かせていただきました。作品中、 主人公たちが「Liberte」(正確には最後のeにアクサンつき)と落書きするシーンあり。 というわけで、コメントもどこかP.エリュアール(?)調。なんて、ウソです。(はずかしー) * 「主人公モントリオール在住の国語教師ロランスは、恋人のフレッドに”これまでの自分は 偽りだった、女になりたい」と打ち明ける。それを聞いたフレッドは、ロランスを激しく非難するも、 彼の最大の理解者であろうと決意する。あらゆる反対を押し切り、自分たちの迷いさえも ふり切って、周囲の偏見や拒否反応の中で、ふたりはお互いにとっての”スペシャル”で あり続けることができるのか?10年にわたる、強く美しく切ない愛を描いたラブ・ストーリー。」 監督は、若干24歳にしてカンヌ国際映画祭常連のグザヴィエ・ドラン。 ストーリーテリングに加え、ヴィジュアルセンスも光る映像美も堪能できる作品。 そうか、この世代って生まれたときから「ミュージックビデオ」のある世代なんだな、と 独特の映像演出を見て思い至りました。作中登場するひときわ独特の”色彩”を放つ 「5(ファイブ)ローゼス」たちが素敵。(笑) ”女性”になったロランスがフツーにカッコいい。女性のスーツを着ていても、 男性の服を着ていてもどちらも素敵。あと、ロランスのママン役の女優ナタリー・バイが よかったです。ロランスの恋人役のスザンヌ・クレマンがものすごく美人すぎないところもいい。 ベスト・シーンは、後半にもうひとつ。これは、観たヒトなら「あー、あのシーンでしょ?(笑)」って きっとわかるかも。(笑) そして、見終わってからふと思い返すと、雪とか水とか衣服とか、枯れ葉とか そういえばいろんなものが「降って」くる映画でもあったことだなぁ、としみじみ思うのです。 映画は2013年9月7日(土)より新宿シネマカリテほか、全国順次公開。 配給・宣伝=アップリンク ☆
by 2spangle
| 2013-08-28 13:58
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